法曹一元制(ほうそういちげんせい)とは
弁護士経験者から裁判官・検察官を任用する制度、あるいは法曹経験者から裁判官・検察官を任用する制度をいう。英米法系の国で採用されている制度で、大陸法系では、キャリア裁判官、キャリア検察官として弁護士経験を必要とせず、直ちに裁判官・検察官に任用されるキャリア制度(career judiciary)がとられている。ヘンリー3世の治世の下のイギリスで、弁護士から人民間訴訟裁判所の裁判官を任用するようになり、それが14世紀に慣行化し、更に法曹のギルドである法曹院ができることで確立したとされる。法廷弁護士(バリスタ)から裁判官と検察官が任用される形をとるが、検察官は国側の代理人のバリスタという程度の認識で、弁護士と明確に区別されているわけではなく、正確には検察「官」という概念自体が存在しない。法曹(bar and bench)は、むしろ、法廷(bar)の外にいる事務弁護士(ソリシタ)と区別されている。
update:2009年09月15日
